千と千尋の神隠し 都市伝説 なぜ千尋は「湯女(ゆな)」のいるソープランドで働くことになったのか [千と千尋の神隠し 都市伝説]

それでは「千と千尋の神隠し」にひそんでいる都市伝説「湯女(ゆな)」についてですが


湯女はいわゆる現代でいうと風俗嬢であり、あの「油屋」」という風呂屋は神様がお客のソープランドということになります。
しかしさすがに小学4年生である千尋(ちひろ=千)自身が身体を売っている、という話にはなっていません。千尋はあくまで下働きの下女です。

ではどうして宮崎駿は10歳の少女・千尋を風俗産業の下働きという設定にしたのか?

それは「罪の償い」と「生の復活」です。(以下別ブログより引用)
風俗産業で働く少女を主人公にするというアイデアを出したのは鈴木敏夫プロデューサーで、 「人とちゃんと挨拶ができないような女の子がキャバクラで働くことで、 心を開く訓練になることがあるそうですよ」 というようなことを宮崎監督に話したら、「それだ!」とアニメの発想がひらめいたそうです。 ちなみにその雑誌のインタビューで鈴木プロデューサーは 「カオナシは宮崎監督だ」 と言っているそう。 ちなみに、少女が娼婦に身を落として、自分や親の罪を贖うという物語は 実は世界中のあちこちにあるようです。 この映画の場合、両親が犯したのは飽食の罪。 つまり、千尋は親の罪を償うために、ソープで働き、何の気力も無い現代少女が成長していく というストーリーなんですね。



また、千尋は働き始めるときに湯婆(ゆばーば)に名字を奪われ、「千」という名前にされますが、これは遊女が遊郭で働く際にいわゆる源氏名を名乗る習慣から来ているようです。これは現在でも変わっていませんね。

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>「千と千尋の神隠し」は「となりのトトロ」の続編?
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千と千尋の神隠し 都市伝説

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